ボディイメージとは…
「右手の小指を動かして!」
と言われたら、ほとんどの大人は動かせると思います。
自分の目では見えないけど、顔に虫がとまっても気づくと思います。
だって「私」の体の一部であり、その事を認識してるから。
思い通り体を動かすためには、
自分の体の輪郭や大きさ、
どんな動きが出来るか
というボディイメージの発達が欠かせません。
では赤ちゃんは?
赤ちゃんは自分の体がわからない
最初赤ちゃんが自分の体とわかっているのは、
唇
くらいなんだそうです。
唇は母乳やミルクを飲む時に必要だから、
後頭部と背中は仰向けに寝せられ触れる機会が多いから。
このままでは自由に体を使いこなすことは難しいですね。
私達ママももちろん最初はこうでした。
当たり前に体を動かしている今では、なんか不思議な感じですよね。
ボディイメージ、どうやって高めるの?
ボディーイメージは日々、動きを通して更新されていきます。
初めの頃は、赤ちゃんは反射で手足をバタバタ動かします。
その時に偶然手が口に当たると舐めます。目でも確認します。
「これなんだ!?」
そうやって舐めた時の唇から、手からの感覚や、視覚で確認しながら自分の体を発見していきます。
足もね。
いろいろ舐めてるとママ的には「やめて~」って思うかもしれないけど😅
舐めることも赤ちゃんにとっては立派な研究なんですね。(誤飲には注意)
寝返りすると床につくお腹側もボディイメージが広がっていきます。
また、ボディイメージを高めるには、ベビーマッサージも最適です!
特に指先、足先なんかはママが1本1本さわることで脳の発達も促してくれます。
最近はボディイメージが低いままのお子さんも増えているそうです。
・よく転ぶ、ぶつかる
・着替えが苦手
・箸やスプーンがうまく使えない
・注意が散漫になりやすい
・自信喪失
などを引き起こす可能性もあります。
大きな怪我にもつながりかねないので、
いっぱい触れてボディイメージを高めていきましょうね。