「ベビーベッドに寝かせてもすぐ起きるんです。」
「日中機嫌が悪くて何もできない💦」
というママの話をよく聞きます。そのためずっと抱っこしっぱなしで、腱鞘炎になったとか。
ずっとグズグズ機嫌が悪いとママパパもきついですよね。でも赤ちゃんにもグズグズなっちゃう理由があるんです。
今回は、赤ちゃんがリラックスできて、スヤスヤ眠れる寝床の作り方について書いていきますね。これを読むことで赤ちゃんが少しでも快適に過ごせるよう、そしてママパパも余裕をもって子育てできるようになればと思います。
『つむぐ』の投稿は私が学んだり、経験したことのおすそ分け。
書いた通りにするといいよ~ではなくて、自分たちの生活に合っているな、チャレンジしてみようかな、必要だなというところを取り入れて自分達親子だけの子育ち、親育ちを模索してみてください♪
実は不安になっちゃうベビーベッド!?
赤ちゃんがグズグズなっちゃう理由の1つに、寝床がリラックス出来ていないということがあります。
これには赤ちゃんの姿勢が関係しています。
多くの赤ちゃんはお腹の中では、手足を縮めて背中が丸まった状態でいます。これがこの頃の赤ちゃんにとって自然な姿勢です。産まれてもしばらくはこの姿勢が安心します。
でも、赤ちゃんは産まれた瞬間今まで感じたことなかった重力にさらされることになります。この頃の赤ちゃんはまだ姿勢を保つ筋力は育っていないので、フラットなベビーベッドに寝かされると丸くなりたくてもなれないし、グラグラして安定しません。
赤ちゃんが手足をバタバタしている拍子に、背骨を軸に右に左に体が揺れてびっくりして泣く、というのを見たことあるかと思います。怖いし、どうしても体に力が入ってしまいリラックスどころではありません。
ママパパも仰向けに寝て、ちょっとだけ体を丸めて背骨だけでバランスをとってみてください。とっても大変だと思います。
ですから、産まれてしばらくは体を丸めることができる、体を緩めていられる寝床に寝かせることが赤ちゃんの快適に繋がりますし、向き癖対策にもなります。
身近なもので簡単に
作り方について書いていきます。でも、他にもいろんな作り方があるし、代用できるものもあるのでおうちにあるもので試してみてくださいね。
まずは、大人用のタオルケット。
クルクル丸めて長い棒を作る。厚さが足りなければ2枚重ねて丸める。
これを、真ん中を開けて縦に長めのドーナツ状の形にする。
横に広がらないように上からもう1枚、バスタオル等で包む。
こういう風に寝せます。
他には、真ん中に綿が入っていない枕をたらいに入れて。
下にタオルを入れ込んで、頭の高さなど調整してください。
上からバスタオル等を被せて整える。
もちろん、このたらいに枕じゃなくて先程のバスタオルでも大丈夫ですよ。
膝の下にフェイスタオルを丸めたものを入れるとさらに安心する子も多いです。
このたらい、とっても便利ですよ✨沐浴にも使えるし、寝床にもなるし、赤ちゃんが大きくなったら、服のつけおきや靴洗いなどに使えます。しかも潰せるので厚さが半分になり、洗濯機と壁の間とか狭い場所に立てて収納できます。わざわざ沐浴用の物を買わなくても後々使えるもので代用できます。
他にも座布団や、授乳クッションでも作れます。
赤ちゃんの快適な寝床を目指して
寝床を作る上で大事なのは、やっぱり赤ちゃんが『快適』かどうか。写真を見比べてこうかな~と調整するのではなく、赤ちゃんの様子を見ながら調整していってくださいね。
気を付けてほしいのが、顎の高さ。顎が上がりすぎると、口がポカンとあいてしまい、口呼吸に繋がってしまうこともあります。
逆に顎を引きすぎていると気道を狭めてしまいますので苦しいです。赤ちゃんの様子を見ながら調整してあげてください。
また、転落、窒息の危険性があるので寝返りを始めそうな仕草があれば辞めるようにしてください。この頃にはだいぶ仰向けでも安定して眠れるようになっています。
赤ちゃんがスヤスヤ眠れて、起きている時もご機嫌だとママパパとしては嬉しいですね。子育てにも余裕がうまれるかと思います。今、ちょっときついなというママパパは試してみてください。少しでも変化があると嬉しいです。