抱っこ、授乳、頭の形、寝ない…気になる子育ての悩み、実は同じ要因が関係している⁉

こんにちは!

0歳児ママを楽しむ講座を主催している神山です。

 

子育てをしていく中で、大なり小なりたくさんの疑問や悩みって出てくるかと思います。それは自然なこと。

 

「なかなか寝ないんだけど、どうしたらいいのかな?」

「同じ方向しか向かないけど頭の形大丈夫?」

「おっぱいを片方しか飲んでくれない」

「抱っこを嫌がるんだけど、やり方が悪い?」

「日中ずっと機嫌が悪くて何もできない」

 

こんな悩みはありませんでしたか?
これらの質問は、比較的産後間もないお母さんからあがってくることが多い質問です。
睡眠、授乳、抱っこなど全く別のジャンルの悩みかと思いきや、実は同じ要因が関係している可能性があります。それが、

向き癖』です。

本当に関係あるの!?
どう関係しているの!?
と思う方もいるかもしれませんね。

今回のブログを読むことで『向き癖』についての理解を深めることができます。そうすることで適切な対処を考えることにも繋がります。

 

私は3人の息子の母であり、現役保育士であり、更に学びを深めようと、医者も学びに来るスーパー助産師古賀ひとみ先生のもとで学びを深めてきました。そしてより良い親子の関係をつむいでいくお手伝いをしてきた私が今回は『向き癖』についてお伝えしていきます。

今回の記事の内容を動画にしました。こちらも是非ご覧ください!

 

そもそも向き癖って何?

そもそも向き癖ってなんなのか。

向き癖(むきぐせ)とは、乳児が特定の方向にばかり頭を向けること。

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

ここでちょっと赤ちゃんが産まれてからのことを説明すると、産まれてすぐの赤ちゃんは正面を向くことができません。
子宮の中では指しゃぶりをしたり、へその緒で遊んだり、子宮の壁を蹴ったり、ぐるんとまわったり・・・、自由に動いていた赤ちゃんですが、産まれた後は重力にさらされます。ただでさえ相対的に頭が重いのに重力にさらされた赤ちゃんは、首を正面に保てるだけの筋力がまだ育っていないため左右どちらかを向いています。向き癖はそれが極端に片寄っていること、また、首を正面に保てる力がついてもどちらか片方ばかり向くことをいいます。

 

向き癖って大人でいうところの『寝違え』

では、なぜ特定の方向にばかり頭を向けるのか・・・

 

そうせざるを得ない状況だから です。

 

最初は光だったり、音だったり、お母さんがいる方向だったりと、赤ちゃんが反応して向いていることも多いです。でもそれが癖になってくると、もう体がそうせざるを得ない状況になってしまいます。また、実はお腹の中にいた時から向き癖がついている子もいます。

 

赤ちゃんの向き癖は、大人でいえば寝違えたようなもの。寝違えたことがある方は思い出してください。

 

反対側を向く時辛くなかったですか?

リラックスできましたか?

ご飯をおいしく食べることできましたか?

早くどうにか治したいと思いませんでしたか?

 

きっとなんともないという人はいないと思います。赤ちゃんも同じです。大人ほどの痛みはないかもしれませんが、違和感は少なからずあるはず。向き癖が強いお子さんは体が凝り固まっていたり、反り返りが強い子も多く、ぐずることも多くなってきます。

ここで最初に出した悩みにもどります。

向き癖がつくと赤ちゃんにはどんなことが起こっているのか

「なかなか寝ないんだけど、どうしたらいいのかな?」

→ぐっすり眠れないのはずっと体に力が入っていて、緩めることができないから。

 

「同じ方向しか向かないけど頭の形大丈夫?」

→同じ方向にしか向かないのではなく、向けないから。

 

「おっぱいを片方しか飲んでくれない」

→おっぱいを片方しか飲まないのは、向き癖と反対の方向を向くのが辛いから。

 

「抱っこを嫌がるんだけど、やり方が悪い?」

→反り返って嫌がるのは体が凝り固まっている、もしくは辛い方を向けられるから。

 

「日中ずっと機嫌が悪くて何もできない」

→日中ずっと機嫌が悪いのはなんか気持ち悪いから。

 

という可能性があります。全く別ジャンルだと思われそうな最初の悩みと、向き癖が繋がりましたね。ただ、気をつけて欲しいのが、これらの悩みの要因が全て向き癖のみ!というわけではないということ。様々な要因の1つとして向き癖の可能性を考えていく必要があります。

 

向き癖、本当に放っておいていいの?

中には、向き癖はいずれ治るから気にしなくてもいいよという情報もあります。
赤ちゃんの頭は柔らかいため、放っておいても赤ちゃん自身が動くようになると頭の形は元に戻っていくから大丈夫ということだそうです。お母さんがなんか気になって検診等で聞いてみた時にそういう風に言われたら「ああ、そうなのか」と思いますよね。

 

ここで前回のブログにも書いた質問、
自分だったら···、では赤ちゃんは?
をもう一度考えてみてください。

自分が寝違えた時、どんな感じだったか?それが続くのは辛くはないか。
赤ちゃんも何かしらの違和感はあると思います。赤ちゃんがよくぐずるな、ずっと機嫌が悪いなという場合、不快な時間を過ごしている、辛いというサインを出しているということを考えてみてくださいね。(もちろんぐずる原因は向き癖だけではないです。)

本当に放っておいていいですか?

 

赤ちゃんの『快』を手にいれるということ

今回、向き癖ってなんなのかを改めて書いてきました。自分達に置き換えて想像してみたらわかりやすいですよね。赤ちゃんにとって向き癖は、そうせざるを得ない不自由な状態で不快なもの。それを考えると何かしら対策をとっていきたいですね。

 

また、赤ちゃんから不快な状態を取り除くことは日中のご機嫌もよくなり、より良い発達にも繋がります。そしてそれは、お母さんの余裕にも繋がります。赤ちゃんの機嫌がずっと悪い、お母さんはずっと赤ちゃんに付きっきり、睡眠もろくにとれないとなると精神的にも体力的にもきついですよね。向き癖への対策については今後このブログで書いていきます。

その前に、次回は向き癖の影響について書いていきたいと思います。向き癖というと頭の形が気になるという方が多いのですが、実は頭の形だけではないんです。そのことについてお伝えしたいと思います。