「寝かしつけが憂鬱・・・」というママパパへ知ってほしい体の仕組みと○○活用法

寝かしつけが憂鬱・・・という声をよく聞きます。
苦戦しているご家族が多いのでしょうね。

睡眠について、前回は、メラトニンの分泌時間を活用して睡眠のリズムを作るという内容を書きました。今回も眠くなる体の仕組みと活用についてお伝えします。
体の仕組みをちょっとでも知って活用するって効率がいいんですよ。

『つむぐ』の投稿は私が学んだり、経験したことのおすそ分け。

書いた通りにするといいよ~ではなくて、自分たちの生活に合っているな、チャレンジしてみようかな、必要だなというところを取り入れて自分達親子だけの子育ち、親育ちを模索してみてください♪

体温低下が寝かしつけのポイント!

ぐっすり眠りにつくには体温が深く関係しています。

人の体は、体の中心部分の体温(深部体温)が上がってくると活動的になり、下がってくると脳や体を休ませ睡眠に向かうようになっています。上がった後に下がるのが大事。

でも、そうすると
「赤ちゃんは眠くなった時は手足や頭が熱くなるけど?」
という疑問が出てくるママパパも。

そうなんですよね。

な~んか赤ちゃんがぐずり出して手足や頭を触ってみたらポカポカ。
そしたらママパパが「眠くなってきたんやね~」と。

こんな光景、子育て中はよく見ますよね。
このポカポカ温かいのは、深部体温ではなく皮膚温です。

熱放散という仕組みで、体の中心部分の体温(深部体温)を下げるために、手足や頭など体の先端部の血管に血流が集まり熱を発散しているのです。
なので手足、頭がポカポカの時は体の中心部分の体温は下がっていってる時です。

冷え性の人は、この熱放散がなかなかできず寝つきが悪い人も多いです。

寝かしつけに入浴を有効活用する

眠くなるためには一度上がった深部体温を下げる!
この体の仕組みを活用できるのが入浴です。

入浴を有効活用するには

・入浴は寝る前の30分~90分前が理想
・お湯の温度を高くしすぎない
 (夏場は38度くらい、冬場は40度くらいが目安だけど赤ちゃんの様子を見ながら調整)
・お風呂からでた後は自然に熱放散できるように厚着させすぎない
・お布団に行く前に激しい遊びや、テレビなどの刺激はあまり与えない
・手足が冷え切ってしまう前にお布団へ

これらのことをちょっとだけでも頭に入れながら赤ちゃんの1日のリズムを考えてみてください。
1回ですんなり眠りつくなんてまずないと思いますが(^^;

体のリズムを利用して、赤ちゃんもママも無理のない睡眠リズムを作れたらなと思います。

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